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マーケティング担当者がChatGPTで広告コピーを量産する方法(薬機法・景表法の注意つき)

PR本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。紹介する商品・サービスの選定基準や体験談は編集部の見解に基づきます。

この記事を読むと何ができるようになるか

  • ChatGPTで、訴求軸(ベネフィット別・悩み別など)を変えながら広告コピーを量産する手順がわかります
  • 「No.1」「最大」「治る」など、薬機法・景品表示法で気をつけるべき表現を、人がチェックするための観点として整理できます
  • 「AIが量産し、人がコンプラチェックして仕上げる」という、安全に回せるワークフローを持ち帰れます

広告コピーは、同じ商材でも訴求軸を変えて複数パターン用意し、反応を見ながら改善していくのが基本です。ChatGPTを使えばパターン出しは一気に速くなります。ただし、広告の文章には薬機法・景品表示法という気をつけるべきルールがあり、AIの出力をそのまま使うのは危険です。この記事では、量産とコンプライアンスチェックを分けて回す方法を紹介します。

そもそもの課題: パターン出しは速くても「使える表現か」の判断が要る

広告コピー作成には、次の2つの負担があります。

  • パターン出しの手間: 訴求軸(価格・機能・悩み解決・実績など)を変えて何十パターンも考えるのは、ゼロからだと時間がかかる
  • 表現の適法性チェック: 「業界No.1」「最安」「シミが消える」といった表現は、根拠がなかったり効能を過剰に見せたりすると、法律上のリスクになる

ChatGPTは前者(パターン出し)を劇的に速くします。しかし後者(適法性チェック)は、AIは判断してくれません。むしろ、AIは訴求力を高めようとして「業界最安」「効果を実感」のような、根拠が必要だったりNGだったりする表現を平気で出してきます。だからこそ、量産したコピーを人がチェックする工程が不可欠です。

広告コピーで人が必ずチェックすべき表現

以下は、広告表現でとくに注意が必要とされる代表的なパターンです。AIに判断させず、人(必要なら専門家)が必ず確認してください。 該当するかどうかは商材(化粧品・健康食品・食品・サービスなど)によって変わります。

気をつけたい表現 なぜ注意が必要か 関連する法令(一般に知られるもの)
「No.1」「業界最安」「最大級」などの最上級表現 客観的な調査などの合理的な根拠がないと、実際より優良・有利に見せる不当表示のおそれ 景品表示法(優良誤認・有利誤認)
「治る」「効く」「痩せる」など医薬品的な効能効果 化粧品・健康食品・サプリ等で、承認された範囲を超える効能を示すと問題になりうる 薬機法(医薬品医療機器等法)
「必ず」「確実に」「絶対」などの断定 成果や効果を保証するように受け取られ、実態と乖離すると不当表示のおそれ 景品表示法など
「今だけ」「限定」などの二重価格・煽り 実際には常時提供している条件を、期間限定・特別に有利であるかのように見せる表現 景品表示法(有利誤認)

⚠️ 注意: 上表は一般に知られている考え方の整理であり、個別の広告表現が適法かどうかの判断ではありません。とくに化粧品・健康食品・美容関連の表現は判断が難しいため、広告法務・薬事の専門家に必ず確認してください。

無料でどこまでできる? ChatGPTの利用範囲

広告コピーの量産は、ChatGPTの無料プランでも実用的に使えます。ただし、無料プランは一定時間あたりの利用回数に上限があり、上限を超えると軽量なモデルに自動的に切り替わる仕様です(回数・モデル名は変更されることがあります)。「一度に何百パターンも、一日中出し続ける」使い方は無料では頭打ちになりやすいので、まずは訴求軸を絞って試すのが現実的です。

💡 ポイント: 量産の前に「訴求軸(誰の・どんな悩みに・何を約束するか)」を人が決めておくと、AIの出力が散らからず、後のチェックも楽になります。AIに軸まで丸投げすると、NG表現や的外れなコピーが増えます。

全体の流れ(図解)

① 訴求軸(ターゲット・悩み・約束すること)を人が決める


② ChatGPTに訴求軸ごとの広告コピーを量産させる


③ NG表現チェックリスト(最上級・効能・断定・煽り)で人が確認


④ 根拠が必要な表現は削る/根拠を用意する、効能表現は言い換える


⑤ 判断が難しい表現は広告法務・薬事の専門家に確認して入稿

実際の手順

  1. ChatGPT公式サイトにアクセスし、アカウントがなければ無料登録する
  2. 商材・ターゲット・訴求軸(価格/機能/悩み解決/実績など)を人が整理する
  3. 下記のプロンプト例で、訴求軸ごとに広告コピーを複数パターン量産させる
  4. 出力を「最上級表現・効能表現・断定・煽り」の観点でチェックする(この工程はAIに任せない)
  5. 根拠が必要な表現は削るか根拠を用意し、効能をうたう表現は許容範囲に言い換える
  6. 判断が難しい表現は、広告法務・薬事の専門家に確認してから入稿する

AIに相談するためのプロンプト例(3つ)

プロンプトに「根拠のない最上級表現・断定を使わない」条件を最初から入れておくと、NG表現が減ります(それでも人の最終チェックは必須です)。

プロンプト例(訴求軸ごとに広告コピーを量産する場合):

以下の商材について、広告の見出しコピーを訴求軸ごとに
5パターンずつ作成してください。
・商材: [商品/サービス名と概要]
・ターゲット: [誰の・どんな悩みか]
・訴求軸: 「価格」「時短」「安心感」の3軸

【必ず守る条件】
・「No.1」「最安」「必ず」など、根拠のない最上級・断定表現は
 使わないでください
・効果を保証する言い切りは避けてください

プロンプト例(悩み起点でコピーのバリエーションを出す場合):

ターゲットが抱える悩みを起点に、共感→解決の流れの
広告コピーを7パターン作成してください。
・ターゲットの悩み: [具体的な悩み]
・提供できること: [商材が解決できること]
・トーン: 煽らず、落ち着いた信頼感のある表現

プロンプト例(できたコピーのセルフチェックを促す場合・人の確認の補助として):

以下の広告コピー案について、根拠が必要になりそうな最上級表現、
効果を断定している表現、誇大に受け取られうる表現がないか、
気になる箇所を指摘してください。これは最終判断ではなく、
人がチェックする際の"気づきの補助"としてお願いします。

[コピー案を貼り付け]

AIに実際に手伝ってもらったやり取り

自分: 「シミが消える美容液」というコピーを、効能をうたいすぎない表現に言い換えたいです。候補を出してください。

AI: 「消える」は医薬品的な効能に受け取られる可能性があるため、化粧品の一般的な訴求範囲に沿った言い換え候補です。「毎日のスキンケアで、うるおいのある肌印象へ」「乾燥による肌のくすみ感が気になる方の日々のケアに」などが考えられます。ただし、化粧品・美容の表現は許容範囲の判断が難しいため、実際の使用可否は薬事・広告法務の観点で確認してください。

このように、NG表現の言い換え候補を出すのはAIの得意分野です。一方で、その言い換えが本当に許容範囲かは人(必要なら専門家)が判断する、という線引きが重要です。

Before/After比較

項目 従来のやり方 ChatGPT活用後
パターン出し ゼロから複数案をひねり出す 訴求軸ごとに量産
NG表現の言い換え 自分で悩んで探す 候補を出させて選ぶ
コンプラチェック 人が確認(変わらず) 人が確認(変わらず・省略不可)

※上記は一般的に想定される変化の整理であり、当社が数値として計測したものではありません。

使用例: 広告運用初心者の中村さんのケース

中小企業でマーケティングを一人で担当し始めたばかりの中村さんの例です。広告コピーの案出しに毎回何時間もかかっていました。

  1. まず「誰の・どんな悩みに・何を約束するか」の訴求軸を自分で3つ決めました
  2. ChatGPTに訴求軸ごとに5パターンずつコピーを量産させ、短時間で候補を集めました
  3. この記事のNG表現チェックリストで、「業界最安」「効果を実感」などの表現を洗い出しました
  4. 根拠のない表現は削り、効能に踏み込んだ表現は言い換え、判断に迷った1件は社内の法務担当に確認しました

中村さんいわく、「案出しの時間が減ったぶん、表現が問題ないかの確認に集中できるようになった」とのことでした(これは中村さんの体感であり、当社が効果を計測した数値ではありません)。

気をつけたいこと

  • ChatGPTは適法性を判断しません。最上級表現・効能表現・断定・煽りのチェックは、AIに任せず必ず人が行ってください
  • AIによるセルフチェックは「気づきの補助」であり、最終判断ではありません。化粧品・健康食品・美容関連は特に判断が難しいため、専門家に確認してください
  • 「業界No.1」などの表現を使う場合は、客観的な調査結果など合理的な根拠を自社で用意できるかを必ず確認してください
  • ChatGPTの無料プランは利用回数に上限があります。大量のパターンを一度に出す用途には向かない点に注意してください

⚠️ 注意: 本記事は一般的な情報提供であり、特定の広告表現の適法性を保証するものではありません。薬機法・景品表示法への適合は、広告法務・薬事の専門家に確認してください。

よくある質問

Q. ChatGPTが作った広告コピーは、そのまま入稿しても大丈夫ですか? おすすめしません。AIは適法性を判断できず、根拠のない最上級表現や過剰な効能表現がそのまま出ることがあります。必ず人がチェックし、判断が難しい箇所は専門家に確認してから入稿してください。

Q. どんな商材でもNG表現の基準は同じですか? いいえ。化粧品・健康食品・サプリメント・食品・一般サービスなどで、気をつけるべき表現の範囲は変わります。自社の商材に合わせて基準を用意し、迷ったら専門家に確認してください。

Q. 無料プランだけで量産できますか? 訴求軸を絞れば無料の範囲でも実用的に使えます。ただし利用回数に上限があるため、一度に大量のパターンを出し続ける用途には向きません。

まとめ

広告コピーは、ChatGPTを使えば訴求軸ごとに素早く量産できます。ただし、最上級表現・効能表現・断定・煽りなど、薬機法・景品表示法で気をつけるべき表現があり、AIの出力をそのまま使うことはできません。「AIが量産し、人がコンプラチェックして仕上げる」という役割分担を徹底することが、スピードと安全性の両立につながります。まずは訴求軸を人が決め、無料の範囲で量産→チェックの流れを回してみてください。

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編集部の実体験メモ

当社はAIエージェントに広告・記事などの文案のたたき台作成を任せていますが、その運用のなかで『AIは根拠のない最上級表現や言い切りを平気で出してくる』ことを何度も経験しました。そのため当社では、AIが出した文案は必ず人がチェック基準に沿って確認してから使う運用にしています。本記事はその考え方をもとに、量産とコンプラチェックを分ける手順を整理しました。ただし本記事は一般的な情報提供であり、特定の広告表現が薬機法・景品表示法に適合するかの最終判断は、広告法務・薬事の専門家にご確認ください。