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マーケティング担当者がGeminiでデータ分析・レポート作成を効率化する方法

PR本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。紹介する商品・サービスの選定基準や体験談は編集部の見解に基づきます。

この記事を読むと何ができるようになるか

  • Googleスプレッドシート・Google広告等のデータを、Geminiでどう集計・要約できるかがわかります
  • 無料プランと有料プランで何ができることが変わるのか、実際の利用条件を踏まえて整理できます
  • 数値の羅列を、そのまま報告資料に使える文章に変換するプロンプト例が3つ手に入ります

Googleスプレッドシートで広告データやアクセス状況を管理している中小企業のマーケティング担当者は多いと思います。しかし、「数値は集計できても、それを上司やクライアントに説明する文章にまとめる作業に毎回時間がかかる」という悩みも同じくらいよく聞きます。この記事では、Geminiを使って、データの集計からレポート文面の作成までを効率化する方法を紹介します。

そもそもの悩み: 「集計」はできても「説明」に時間がかかる

マーケティング担当者の日常業務では、次のようなことが起きがちです。

  • スプレッドシート上で数値の集計自体はできているのに、「先月と比べてどう変化したか」を文章で説明するのに毎回時間がかかる
  • 複数の指標(クリック数・コンバージョン率・広告費など)を、報告相手にわかりやすい順番で伝える構成を考えるのが手間
  • 同じようなフォーマットのレポートを毎月作っているのに、都度ゼロから文章を書き起こしている

Geminiは、Googleのサービスとの親和性が高いという特徴があり、スプレッドシート上のデータをもとにした要約・文章化の作業と特に相性がよいツールです。

Gemini×Googleスプレッドシートでできること(利用条件に注意)

Geminiは、Googleスプレッドシート上で直接データの要約・表作成・自然言語での編集ができる「Gemini in Google スプレッドシート」という機能が用意されています。ただし、この直接連携機能を使うには、法人向けの対応プランを持つGoogle Workspace、または個人向けのGoogle AI Proプランのいずれかの契約が必要です。

無料の範囲で試したい場合は、直接のシート内連携機能は使えないため、次のような使い方になります。

利用方法 できること 必要なプラン
Googleスプレッドシート内のGemini機能 シート内で直接、要約・表作成・自然言語での編集ができる 法人向け対応プランのGoogle Workspace、または個人向けGoogle AI Pro
Geminiのチャット画面 スプレッドシートの数値をコピーして貼り付け、そこから要約・文章化してもらう 無料プランでも利用可能な範囲がある

まずは無料のチャット画面から試し、日常的に使う頻度が高いと感じたら、有料プランでのシート内連携を検討する、という進め方がおすすめです。

💡 ポイント: 「Geminiと連携すれば自動でレポートが完成する」というわけではありません。無料の範囲では「データを貼り付けて要約してもらう」という一手間が必要になる点を、事前に理解しておくと期待値のズレを防げます。

全体の流れ(図解)

① Googleスプレッドシート上で、広告・アクセスデータを集計する


② 集計結果(数値の一覧)を、Geminiに貼り付ける


③ Geminiに「先月との比較」「特徴的な変化」を要約してもらう


④ 要約をもとに、報告用の文章構成のたたき台を作ってもらう


⑤ 数値の正確性を自分で確認したうえで、正式なレポートとして仕上げる

実際の手順

  1. Googleスプレッドシート上で、確認したい期間のデータ(クリック数・コンバージョン率・広告費など)を集計する
  2. Gemini公式サイトにアクセスし、アカウントがなければ無料登録する
  3. 集計した数値の一覧をコピーし、下記のプロンプト例のようにGeminiに貼り付けて要約を依頼する
  4. 要約された内容をもとに、報告相手(上司・クライアントなど)向けの文章構成のたたき台を作成させる
  5. 出力された数値・傾向を、必ず元のスプレッドシートと突き合わせて確認する
  6. 有料プランを契約している場合は、スプレッドシート内で直接同様の要約・整理を試すこともできる

⚠️ 注意: Geminiが出力する数値の要約・比較は、あくまでこちらが入力したデータをもとにした整理です。入力時のコピーミスや、集計元データ自体の誤りまでは検知できないため、報告前には必ず元データと突き合わせて確認してください。

AIに実際に整理してもらったやり取り

自分: 以下は今月と先月の広告データです。特徴的な変化を、報告資料に使えるような文章でまとめてください。

[クリック数・コンバージョン率・広告費などの数値を貼り付け]

AI: 今月はクリック数が先月比で増加している一方、コンバージョン率はやや低下しています。広告費は先月とほぼ同水準で推移しており、クリック数の増加がそのまま成果につながっていない可能性が考えられます。要因としては、遷移先のページ内容や、クリックしたユーザー層の変化などが考えられますが、断定するには追加のデータ確認が必要です。

このように、「増えた・減った」という単純な事実の整理だけでなく、「考えられる要因」まで示してもらえる一方、断定的な原因特定にはなっていない点も確認できました。

💡 ポイント: AIに要因の考察までお願いする場合は、「断定はせず、考えられる可能性として整理してください」という条件をつけておくと、言い切りすぎない出力にしやすくなります。

AIに相談するためのプロンプト例(3つ)

プロンプト例(数値データを比較・要約してもらう場合):

以下は、今月と先月の広告・アクセスデータです。
特徴的な変化を、報告資料に使える文章でまとめてください。
・断定的な原因の特定はせず、考えられる可能性として整理してください
・専門用語はできるだけ避け、簡潔にまとめてください

[数値データを貼り付け]

プロンプト例(レポートの構成案を作ってもらう場合):

以下の要約内容から、月次レポートの構成案を作成してください。
・構成は「サマリー→主要指標の推移→特徴的な変化→次月への提案」の
 順にしてください
・提案部分は、断定的な効果を約束する表現を避けてください

[要約内容を貼り付け]

プロンプト例(スプレッドシートに貼り付けたい未整形データを表に整えてもらう場合):

以下は、箇条書き・メモ書きが混ざったデータです。
スプレッドシートに貼り付けられる表形式(項目名・数値)に
整理してください。

[未整形のメモを貼り付け]

まずはここから: 最初の一歩

  1. Gemini公式サイトにアクセスし、無料アカウントを登録する(既にGoogleアカウントがあればそのまま利用できます)
  2. 手元のGoogleスプレッドシートから、直近1〜2ヶ月分の主要な数値をコピーする
  3. 上記の「数値データを比較・要約してもらう」プロンプトを使い、まずは要約を試してみる
  4. 出力された内容を、実際の数値と突き合わせて確認する
  5. 使う頻度が高いと感じたら、シート内で直接使える有料プランへの移行を検討する

使用例: 中小企業のマーケティング担当・川口さんのケース

従業員数十名規模の企業でマーケティング担当をしている川口さんの例です。川口さんは、毎月の広告レポートをGoogleスプレッドシートで集計していましたが、「数値をまとめたあと、上司に説明する文章を書くのに毎回1〜2時間かかっている」ことに悩んでいました。

  1. まず「数値データを比較・要約してもらう」プロンプトを使い、今月と先月のクリック数・コンバージョン率・広告費の変化を要約してもらいました
  2. 「レポートの構成案を作ってもらう」プロンプトで、サマリーから提案までの構成のたたき台を作成しました
  3. 出力された数値を、必ず元のスプレッドシートと突き合わせて確認しました
  4. 断定的な原因の記載になっていた箇所は、「可能性として考えられる」という表現に自分で調整しました
  5. 完成した文章をベースに、上司への報告資料を仕上げました

川口さんいわく、「白紙から文章を考える時間が減り、たたき台をベースに数値の確認と表現の調整に集中できるようになった感覚がある」とのことでした(これは川口さんの体感であり、当社が効果を計測した数値ではありません)。

Before/After比較

項目 従来のやり方 Gemini活用後
数値の変化の説明 自分で文章を考えて書き起こす 要約をベースに肉付け・調整
レポートの構成 毎回ゼロから考える たたき台をベースに組み立てる
数値の正確性の確認 自分で確認(変わらず) 自分で確認(変わらず・省略不可)

※上記は一般的に想定される変化の整理であり、当社が数値として計測したものではありません。

気をつけたいこと

  • Geminiが出力する要因の考察は、あくまで「考えられる可能性」の整理です。断定的な原因として報告資料にそのまま使う前に、追加のデータで裏付けが取れるか確認してください
  • 広告データ・顧客データなど機密性の高い情報を入力する際は、利用しているサービスのデータの取り扱い方針を事前に確認してください
  • Gemini×Googleスプレッドシートの直接連携機能は、契約しているプランによって利用可否が変わります。契約前に必ず公式サイトで最新の利用条件を確認してください

⚠️ 注意: 本記事で紹介した機能・利用条件は執筆時点の情報です。Googleのサービスは提供内容が随時アップデートされるため、実際に利用する際は公式サイトで最新情報を確認してください。

よくある質問

Q. 無料プランでもGeminiを使ったレポート作成はできますか? できます。ただし、スプレッドシート内で直接データを扱う連携機能は対応プランの契約が必要なため、無料プランでは数値をコピーしてチャット画面に貼り付ける使い方が中心になります。

Q. Geminiが出した数値をそのまま報告資料に使っても大丈夫ですか? おすすめしません。入力時のコピーミスや集計元データの誤りまでは検知できないため、報告前には必ず元のスプレッドシートと数値を突き合わせて確認してください。

Q. 次は何をすればいいですか? ChatGPT・Claude・Geminiをどう使い分けるか知りたい場合は「ChatGPT・Claude・Gemini 業務用途別の使い分け比較」もあわせてご覧ください。

まとめ

マーケティング業務では、データの「集計」自体はできていても、それを報告資料としてわかりやすく「説明」する作業に時間がかかりがちです。Geminiにデータの要約・レポート構成のたたき台を作らせることで、白紙から文章を考える負担を減らせます。ただし、数値の正確性の確認と、断定的すぎる表現の調整は、引き続き自分で行う必要がある点は変わりません。まずは無料のチャット画面から、手元のスプレッドシートの数値を貼り付けて要約してもらうところから試してみてください。

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編集部の実体験メモ

当社は日常的にAIエージェントを使ったデータ整理・レポート作成を行っており、その知見をもとに本記事の手順・プロンプト例を整理しました。当社自身も、サイト公開後にSearch Console等のアクセスデータが蓄積した段階で、同様の考え方でGemini等を使ったレポート作成を活用していく想定です。ただし紹介する機能・利用条件は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。