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来期(来年度)の事業計画書をChatGPTで作る方法|構成・数値計画のたたき台と注意点
PR本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。紹介する商品・サービスの選定基準や体験談は編集部の見解に基づきます。
この記事を読むと何ができるようになるか
- 来期(来年度)の事業計画書の「構成」と「たたき台」を、ChatGPTで効率よく作れるようになります
- 売上・費用・資金計画の数値を「どう考えるか」の整理をAIに手伝ってもらい、抜けのない計画に近づけられます
- AIに任せてよい範囲(構成・文章化・論点整理)と、人・専門家が必ず担う範囲(数値の確定・実現可能性・最終責任)の線引きがわかります
来期の事業計画書は、社内の合意形成・来期戦略の土台であり、融資や社内承認の場面でも使われる重要文書です。この記事では、ChatGPTを「構成づくりと文章化の下書き役」として使い、計画づくりを効率化する方法を紹介します。最重要の前提は、ChatGPTは構成・文章・論点整理のたたき台役であり、売上予測・資金計画の数値と実現可能性、そして最終責任は経営者自身が負う、という役割分担です。
⚠️ 注意(必ずお読みください): 事業計画書は金銭にかかわる重要文書です。AIが生成した数値・計画をそのまま金融機関・投資家・審査に提出しないでください。 売上予測・資金計画・実現可能性の根拠と最終責任は経営者が負います。融資審査・税務・許認可・補助金の要件は、税理士・中小企業診断士・金融機関・商工会などの専門家に必ず確認してください。また、機密の財務数値・取引先情報・個人情報はAIに入力しないでください。
この記事の位置づけ(既存記事との違い)
「計画書」と名のつく記事は当サイトに複数あります。対象が違うので、最初に線引きします。
- この記事 = 会社全体の来期(来年度)事業計画書。事業の方向性・売上/費用/資金の見通し・実行計画をまとめ、社内承認・融資・来期戦略に使う文書です。
- 補助金・助成金の申請書(経営計画書)をChatGPTで作る方法 = 補助金申請専用の経営計画書。審査要件に沿って書く別文書です。
- 下期の営業計画・KPIをChatGPTで作る方法 = 営業部門のKPI・行動計画。会社全体ではなく営業の計画です。
- Claudeで月次の財務レポートをまとめる方法 = 計画の前提になる実績数値のまとめ。
つまり本記事は「会社全体の来期計画」を対象とします。補助金申請書や営業計画は上記の別記事へ、というすみ分けです。
事業計画書に入れる主な項目
事業計画書の形式は目的(社内向け/融資向け)で変わりますが、共通してよく入る項目は次のとおりです。
| セクション | 主な内容 |
|---|---|
| 事業概要・理念 | 何をする会社か、ミッション |
| 市場・競合分析 | 市場環境、顧客、競合、自社の強み |
| 事業戦略・重点施策 | 来期に何に注力するか |
| 売上・費用計画 | 売上見通し、原価・販管費 |
| 資金計画・収支見通し | 資金繰り、投資、必要資金 |
| 実行計画・体制 | スケジュール、担当、KPI |
| リスクと対策 | 想定リスクと備え |
ChatGPTは、このセクション構成の作成、各セクションの「たたき台の文章化」、抜けている論点の指摘までを助けてくれます。一方、数値の中身とその根拠は経営者が用意する領域です。
💡 ポイント: いきなり数値から入らず、まず「構成」と「各セクションで何を書くか」をAIと整理すると、抜け漏れのない骨組みができます。数値は骨組みが固まってから、自社の実績をもとに詰めます。
ChatGPTに任せてよい範囲・人が担う範囲(YMYL)
事業計画は金銭にかかわるため、役割分担を明確にしておきます。
| 作業 | 主担当 | 補足 |
|---|---|---|
| 構成・目次づくり | ChatGPT(下書き) | 目的に応じて調整 |
| 各セクションの文章化 | ChatGPT(下書き)→人が加筆 | 事実は人が入れる |
| 論点・抜けの洗い出し | ChatGPT(下書き) | チェックリスト化に有効 |
| 数値の前提・考え方の整理 | ChatGPT(壁打ち)→人が確定 | 数字そのものは人が決める |
| 売上予測・資金計画の確定 | 人(経営者) | 根拠と責任は経営者 |
| 実現可能性の判断 | 人(経営者) | 自社の実態で判断 |
| 融資・税務・補助金の要件確認 | 専門家 | 税理士・中小企業診断士・金融機関・商工会 |
| 金融機関・審査への提出可否 | 人(経営者) | AI生成のまま提出しない |
⚠️ 注意: 「AIが妥当そうな数値を出してくれる」ことは、その数値が正しい・実現できる保証にはなりません。数値は自社の実績・市場・受注見込みなど根拠のあるデータから、人が組み立ててください。
無料でどこまでできる? ChatGPTと会計ソフトの役割分担
計画づくりのうち「文章・構成・数値の考え方」はテキスト作業なので、無料プランでも実用的に使えます。ただし限界もあります。
| 役割 | 何をするか | 必要なもの |
|---|---|---|
| ChatGPT(構成・文章の下書き) | 構成づくり、文章化、論点整理、数値の考え方の壁打ち | 無料プランでも一定回数は利用可 |
| 会計ソフト(freee/MF 等) | 実績データの集計、資金繰り・数値の把握 | 常時無料プランはなく有料が基本 |
ChatGPTの無料プランは、執筆時点では事業計画書の構成・文章のたたき台づくりに実用的に使えます。ただし、一定時間あたりの利用回数に上限があり、超えると軽量なモデルに切り替わる仕様とされています。回数やモデル名(GPT-5.5 など)は変わることがあるため断定しません。最新は公式でご確認ください。長文の整理はClaudeなども向きますが、最高性能のモデルは有料前提で、無料の通数は会話の長さで変わります。
一方で、注意したいのがファイルの直接生成です。事業計画書の「文章・構成・数表の中身」の生成は無料でできますが、**Word(.docx)・PowerPoint(.pptx)・Excel(.xlsx)のファイルそのものを直接作って整形するのは、無料AIチャットの主な機能ではありません。**生成したテキスト・数表を自分でWordやExcelに貼り付けて仕上げるのが基本です(Microsoft 365 Copilotなどの連携機能は有料)。
また、計画の前提になる実績数値は、freee会計やマネーフォワード クラウドなどの会計ソフトで整えるのが確実です。ただし、これらは常時無料のプランはなく(無料はお試し期間などに限られる)、記帳・集計・出力は有料プランが基本です。料金・機能は変わりやすいため、公式で最新を確認してください。
💡 ポイント: 「構成・文章・数値の考え方は無料のChatGPT」「実績データの集計は会計ソフト」「提出用ファイルの仕上げは自分でWord/Excel」と分けると、無料の範囲を活かしつつ計画を形にできます。
全体の流れ(図解)
① 目的を決める(社内承認/来期戦略/融資 など)
│
▼
② ChatGPTで構成・目次と各セクションの論点を作る
│
▼
③ 自社の実績データ(会計ソフト等)を用意する
│
▼
④ 数値の考え方をAIと壁打ち→数値は人が根拠から確定する
│
▼
⑤ 実現可能性・融資/税務は専門家に確認する(AI任せにしない)
│
▼
⑥ Word/Excelに整えて提出前に人が最終確認する
実際の手順
- 事業計画書の目的(社内承認・来期戦略・融資など)と提出先を決める
- ChatGPT公式サイトにアクセスし、アカウントがなければ無料登録する
- 下記プロンプト例で、業種・規模・目的を伝えて構成と各セクションの論点を作る
- 会計ソフト等で自社の実績データ(売上・費用・資金繰り)を用意する
- 数値の「考え方・前提」をAIと壁打ちし、数値そのものは自社の根拠から人が確定する
- 実現可能性の判断、融資・税務・補助金の要件は専門家に確認する
- 生成テキストをWord/Excelに整え、提出前に数値・固有名詞・トーンを人が最終確認する
プロンプト例(3つ・コピーして使えます)
業種・規模・目的・提出先を伝えるほど、出力が実務に近づきます。機密の数値や取引先名は入れないでください。
プロンプト例(構成と論点を作る場合):
来期の事業計画書の構成(目次)と、各セクションで書くべき論点を整理してください。
・業種: [例 従業員10名の食品製造・小売]
・目的: [例 社内承認と、金融機関への提出も想定]
各セクションに「入れるべき項目」「見落としやすい論点」を付けてください。
具体的な数値は私が用意します。数値は仮でも入れないでください。
プロンプト例(数値計画の“考え方”を壁打ちする場合):
来期の売上・費用・資金計画を立てる際の「考え方」を整理してください。
・前提(実績はこちらで用意): 今期売上の傾向、季節性、来期の重点施策
売上をどんな要素に分解して見積もるか、費用の抜けやすい項目、
資金繰りで注意すべき点を、チェックリストとして出してください。
最終的な数値は私が根拠から確定するので、具体的な金額は提示しないでください。
プロンプト例(実現可能性・リスクをチェックする場合):
次の事業計画のドラフトについて、実現可能性の観点で
「甘く見積もっていそうな点」「前提が弱い点」「不足しているリスクと対策」を
指摘してください。判断は私と専門家が行うので、確認すべき観点を並べてください。
(このあとにドラフトを貼り付け。ただし機密の数値・取引先名は伏せる)
AIに実際に相談したやり取り
自分: 来期の事業計画書の構成と、各セクションで見落としやすい論点を教えてください。数値は自分で入れます。
AI: 構成案として、事業概要・市場/競合・戦略・売上/費用計画・資金計画・実行計画・リスクの順をご提案します。見落としやすい論点として、費用側では採用・システム投資・値上げ影響、資金面では季節による資金繰りの谷、実行計画では担当と期限の明確化を挙げます。売上予測は根拠(受注見込み・単価×数量など)を添えると説得力が増します。数値と実現可能性はご自身と専門家でご確認ください。
このように、ChatGPTは「構成の地図」と「見落としやすい論点」を素早く出してくれます。一方、数値の確定・実現可能性・提出可否は、自社の実態と専門家の助言で人が判断する領域です。
Before/After比較
| 項目 | 従来のやり方 | ChatGPT活用後 |
|---|---|---|
| 構成づくり | 白紙から悩む | 目的に合う構成をたたき台にできる |
| 論点の抜け | 後から発覚 | 見落としやすい論点を先に洗い出せる |
| 数値・実現性・提出判断 | 人・専門家が確認 | 人・専門家が確認(変わらず・省略不可) |
※上記は一般的に想定される変化の整理であり、当社が数値として計測したものではありません。
数値計画・資金計画の裏づけをどう用意するか
事業計画で最も説得力を左右するのが数値です。ここはAIに任せる部分ではなく、自社の実績データを根拠にするのが基本です。実績を整えるには会計ソフトが役立ちます。
- freee会計は、記帳から資金繰り・数値の把握までを一元化でき、計画の前提となる実績を整えやすいサービスです。※提携パートナー経由のリンクでは、IT導入補助金・会計ソフト導入の相談ページに遷移する場合があります。来期にIT投資や補助金活用を検討している場合の相談先としても使えますが、実際の申込条件・遷移先は公式でご確認ください。
- マネーフォワード クラウド確定申告は、記帳から決算・確定申告までの数値を整えられます。※このリンクは提携パートナー経由で、クラウド確定申告の登録ページに遷移します。バックオフィス全体をクラウド化して計画の前提データを整えたい人にも向きます。
どちらも常時無料のプランはなく、記帳・集計・出力は有料プランが基本です。料金・対応機能は変わることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新をご確認ください。すでに整えた月次の実績を計画に反映する流れは、Claudeで月次の財務レポートをまとめる方法も参考になります。
⚠️ 注意: 会計ソフトで整えた実績は「過去の事実」であり、来期の予測はそこから経営者が根拠を積み上げて作るものです。予測数値をAIや過去実績だけで自動確定させないでください。
使用例: 来期計画に着手した経営者・佐々木さんのケース
従業員10名の会社を経営する佐々木さんの例です。
- 「社内承認+金融機関への提出も想定」と目的を伝え、構成と論点を作りました
- 会計ソフトで整えた今期実績をもとに、売上・費用・資金の数値を自分で組み立てました
- 「甘く見積もっていそうな点」をAIにチェックさせ、季節による資金繰りの谷に気づきました
- 融資の要件と数値の妥当性は、金融機関と顧問税理士に相談して確認しました
- 生成した文章をWordに整え、提出前に数値・固有名詞を人が最終確認しました
佐々木さんいわく、「構成と論点整理の時間が減り、数値と相談の準備に集中できた」とのことでした(これは佐々木さんの体感であり、当社が効果を計測した数値ではありません)。
気をつけたいこと
- AIが生成した数値・計画をそのまま金融機関・投資家・審査に提出しないでください。 売上予測・資金計画・実現可能性の根拠と最終責任は経営者が負います
- 融資審査・税務・許認可・補助金の要件は、税理士・中小企業診断士・金融機関・商工会などの専門家に必ず確認してください
- 機密の財務数値・取引先情報・個人情報はAIに入力しないでください。壁打ちは前提の「考え方」を相談する範囲にとどめ、具体的な機密数値は自分の手元で扱います
- Word/PowerPoint/Excelファイルの直接生成は無料AIの主機能ではありません。生成テキストは自分で資料に貼り付けて仕上げてください
- 会計ソフト(freee/マネーフォワード)は常時無料プランがなく、記帳・集計・出力は有料が基本です。料金・機能は変わります
- ChatGPTの無料プランは利用回数に上限があり、モデルや回数の仕様は変わります。無料で無制限ではない点に注意してください
⚠️ 注意: 本記事は一般的な情報提供であり、個別の事業計画・数値・融資可否・税務判断の正確性を保証するものではありません。AIの出力をそのまま提出・意思決定に使わず、必ず人が確認し、金銭にかかわる判断は専門家・金融機関にご相談ください。「AIはたたき台、最終確認は人」という考え方は、品質管理とレビューを分けた二段階チェックの記事でも紹介しています。
よくある質問
Q. ChatGPTに売上予測の数字を出させてもいいですか? おすすめしません。AIが出す数値は根拠が不明確で、実現できる保証もありません。数値は自社の実績・受注見込みなど根拠のあるデータから、経営者が組み立ててください。数値の「考え方」を相談する範囲にとどめましょう。
Q. 融資に使う事業計画書もChatGPTで作れますか? 構成・文章のたたき台はAIで効率化できますが、そのまま金融機関に提出してはいけません。数値の妥当性・実現可能性・提出可否は経営者が確認し、要件は金融機関・税理士・中小企業診断士に相談してください。
Q. 補助金の申請書と何が違いますか? 本記事は会社全体の事業計画書です。補助金の審査要件に沿って書く経営計画書は補助金申請書をChatGPTで作る方法、営業部門のKPI計画は下期の営業計画・KPIをChatGPTで作る方法を参照してください。
まとめ
来期の事業計画書は、ChatGPTを「構成づくりと文章化・論点整理の下書き役」として使うことで、骨組みと文章の準備を大きく効率化できます。一方で、事業計画は金銭にかかわる重要文書です。売上・資金計画の数値と実現可能性、そして最終責任は経営者が負い、AIが生成した数値・計画をそのまま金融機関や審査に提出してはいけません。融資・税務・補助金の要件は専門家に確認し、機密数値はAIに入力しないでください。実績数値は会計ソフトで整え、計画に落とし込んだあとは、来期の実行段階で業務の標準化・マニュアル化まで進めると、計画が現場で回りやすくなります。
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